60歳から家事をラクにするには?食事・掃除・洗濯の見直し方

「60代から 家事をラクに 食事・掃除・洗濯」の文字と、白い器、かごに入ったタオル、モップ

お風呂を洗うときにかがむのがつらい。出かけていても、洗濯物を取り込む時刻が気になる。夕食の献立を考えると気が重い。そんなふうに、いつもの家事が負担に感じられる日はありませんか。

同じ家事でも、体の具合やその日の予定で、つらいところは変わります。休む時間や好きなことをする時間を少しでも持てるように、まずは負担がかかっている場面を一つ見つけてみましょう。

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目次

家事をラクにして、どんな負担を減らしたい?

体の負担を減らしたい

台所で立ち続ける。床を拭くときに膝をつく。買い物の荷物を家まで運ぶ。家事が終わったときにどっと疲れるなら、作業の中でどの動きがいちばんこたえたか、思い返してみてください。

自分で使える時間をつくりたい

親の通院に付き添った日は、帰宅してすぐ夕食の支度にかかることもあります。そんな日は、夕食までにひと息つく時間を取れるだけでも、一日の過ごし方が変わります。

毎日考える手間を減らしたい

冷蔵庫を開けて、何を作るか、食材が足りるか、何品にするかを考える。料理を始める前の段取りにも、気力を使います。コスモラボが2023年に50代以上のモニターを対象に行った調査では、食事の準備に関する設問に答えた334人のうち、67.4%が「献立を考えること」を困りごとに挙げました(複数回答)。

参考 コスモラボ「シニアの食事の準備に関するアンケート」

負担がかかるところから、家事のやり方を変える

つらい動作や道具の出し入れを減らす

床を掃除するたびに別の部屋まで道具を取りに行くなら、使う場所の近くに置けないか考えます。通り道をふさがず、使ったあとも戻しやすい場所なら、準備と片づけの両方がしやすくなります。

家事をする回数や時間帯を見直す

通院や外出の予定がある日は、その日に必要なことを先に決めておきます。夕食の支度に時間がかかりそうなら、別の日でも困らない掃除を翌日に回す。こうすると、帰宅後にする作業を一つ減らせます。

よく迷うことは決め方を用意する

たとえば日用品が切れそうだと気づいたとき、その場でいつもの買い物メモに書き足します。買い物の前にはそのメモを見れば、何が足りなかったかを一から思い出す手間が減ります。

食事づくり・掃除・洗濯から、気になる家事を見直す

食事づくりは、献立から洗い物まで見る

夕食の献立が決まらない日は、よく作る主菜から一品だけ先に選んでみます。主菜が決まると、冷蔵庫にあるものから添える一品を考えやすくなります。

重い買い物を持ち帰るときや、食後に鍋と食器を洗うときに疲れるなら、そこが見直しどころです。いつもの一食で、盛りつけに使う皿を一枚減らせそうか考えるだけでも、試せることが見つかります。

掃除は、姿勢と準備に目を向ける

床を拭くときにかがむのがつらく、家に柄付きのモップがあるなら、一か所だけ立ったまま拭いてみます。お風呂では低いところに手を伸ばす動作、窓や換気扇では道具を出したり部品を外したりする準備もあります。場所ごとに、どの作業が負担かを見てみてください。

床の物をよけるたびに掃除が中断するなら、よく通る場所から物の置き方を見直せます。
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洗濯は、干す・取り込む・たたむに分けて考える

洗濯物を干す作業は気にならなくても、取り込む時刻に一日の予定を合わせるのは負担になることがあります。外出する日は、急がない洗濯を家にいる日に回してみます。たたむのが億劫なら、タオル、衣類、シーツなど、どれを手にしたときに面倒だと感じるかを見てみましょう。

家事道具は、出すところから片づけるところまで考える

持ちやすさと使うときの姿勢を見る

掃除機なら、床を掃除しているときに加えて、収納場所から出したり、別の部屋へ持っていったりするときの重さも気になります。持ち手の握りやすさや、使うときにかがむ場面があるかも、今の道具で確かめておくと、自分に合う条件が分かります。

置き場所と使った後の手入れまで見る

使ったあとに洗うものは、乾かす場所まで考えます。しまうたびに手前の物をどかすなら、戻す場所を変えるだけで手間が減ることもあります。家事道具を選ぶときは、使う前と後の動きまで思い浮かべると、自分の家で使い続けられそうか判断しやすくなります。

まず一つだけ試して、今の暮らしに合うか確かめる

困っていたこと・試したこと・感じた変化をメモする

一つの家事でやり方を少し変えたら、終わったときに何が変わったかを振り返ります。洗濯物を運ぶ場面なら、たとえばこんな見方ができます。

困っていたこと試したこと感じた変化
濡れた洗濯物のかごが重い一度に運ぶ量を少なくしてみた持ちやすさと、運ぶ回数はどう変わったか

運ぶ回数が増えても、一回が軽くなったほうが楽な人もいます。自分が減らしたかった負担が軽くなったかを目安に、次もそのやり方にするか決めてみてください。

自分が続けやすい家事のやり方を選ぶ

ハルメクが2026年に50〜84歳の女性を対象に行った調査では、買い物や洗濯まわりの作業が好きな家事の上位に入りました。季節の食材を見るのが楽しみな人もいれば、洗濯物を外に干す時間が好きな人もいます。同じ家事の中で、楽しめるところと、手間を減らしたいところが見つかることもあります。

参考 ハルメク 生きかた上手研究所「好きな家事と嫌いな家事」

次にする家事を一つ思い浮かべてみてください。準備から片づけまでのどこを変えたら、今より少しラクにできそうでしょうか。

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この記事を書いた人

「60歳から、暮らしを軽く」をテーマに、家事をラクにする工夫、片づけ・手放し、パソコンやブログの困りごとについて発信しています。試したことや選んだ理由を交えながら、暮らしの手間を減らし、自分の時間を少しずつ増やすヒントをお届けします。

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