Webデザインスクールを検討するとき、特に気になるのが受講費用です。
調べてみると、比較的始めやすい価格の講座から、転職・副業支援まで含まれた高額なコースまであり、「何を基準に選べばよいの?」と迷いますよね。
受講料は、学習期間やカリキュラムだけでなく、質問対応、課題添削、ポートフォリオ制作、案件獲得支援などによっても変わります。月々の支払額だけで判断せず、受講に必要な総額とサポート内容を確認することが大切です。
この記事では、Webデザインスクールの費用相場、受講料以外に必要なお金、分割払い・補助制度の注意点、働きながら学ぶ女性が確認したいポイントを分かりやすく解説します。
Webデザインスクールの費用相場は?
Webデザインスクールの受講料は、学習内容やサポートの範囲によって大きく異なります。
複数のスクールの料金を確認すると、自分で教材を進める学習プランは10万円前後から、講師による添削や副業・転職支援を含むプランは40万~60万円程度になる場合があります。
おおまかな目安は、次のとおりです。
・自習を中心としたオンライン講座:10万~20万円程度
・質問対応や課題添削がある講座:20万~40万円程度
・副業・転職・案件獲得支援を含む講座:40万~60万円以上
ただし、同じWebデザインスクールでも、受講期間や学べる内容によって料金は変わります。価格だけを比較するのではなく、必要なサポートが受講料に含まれているかを確認しましょう。
費用を抑えたい場合でも、質問できる期間が短い、課題の添削回数が少ない、ポートフォリオ制作や案件サポートが含まれていないといったケースがあります。
一方、高額なプランでも、自分が利用しない転職支援や追加講座が含まれていれば、支払った費用を十分に活用できない可能性があります。
自分の目的を「基礎だけ学びたい」「副業案件を受けたい」「転職を目指したい」のように決めてから、必要な学習内容とサポートを比較することが大切です。
SHElikesの料金や入会金、副業向けのサポート内容については、「SHElikesは副業向き?料金・学べる内容・注意点を働く女性向けに解説」で詳しく紹介しています。
忍者CODEとSHElikesの料金や学び方、副業サポートの違いを比べたい方は、「忍者CODEとSHElikesはどっちが副業向き?料金・学び方・サポートを比較」も参考にしてください。
Webデザインスクールの料金に差がある理由
Webデザインスクールによって受講料が違うのは、学習期間やカリキュラムだけでなく、受けられるサポートの範囲にも差があるためです。
料金を比較するときは、次の項目を確認しましょう。
学習期間とカリキュラム
短期間でバナー制作だけを学ぶ講座と、数か月かけてWebサイト制作やコーディングまで学ぶ講座では、受講料が異なります。
副業を目指す場合は、デザインツールの操作だけでなく、案件で必要になる制作の流れや依頼者とのやり取りまで学べるかを確認しましょう。
質問対応と課題添削
動画教材を自分で見るだけの講座は、比較的費用を抑えやすい傾向があります。
一方、講師への質問、課題の添削、個別面談などが含まれる講座は料金が高くなることがあります。未経験から学ぶ場合は、分からないところを質問できる期間や、添削を受けられる回数も重要です。
ポートフォリオ制作の支援
副業案件への応募では、自分のスキルを示すポートフォリオが必要になります。
スクールによっては、掲載する作品の作り方や構成について添削を受けられます。ポートフォリオ制作が受講料に含まれるのか、別料金になるのかも確認しておきましょう。
副業・転職・案件獲得の支援
案件の探し方、応募文の作成、面接対策、卒業後の相談などが含まれるプランは、受講料が高くなる傾向があります。
ただし、「案件紹介」と「案件獲得保証」は意味が異なります。紹介を受けるための条件や、必ず仕事を受けられるのかについて、申し込み前に確認することが大切です。
働きながら学ぶ場合は、質問できる曜日や時間、面談の予約方法、受講期間を延長できるかどうかも確認しましょう。
料金だけでなく、学び方や副業サポートまで含めて比較したい方は、「忍者CODEとWinスクールはどっちが副業向き?料金・学び方・サポートを比較」も参考にしてください。
SHElikesとWinスクールで迷っている方は、「SHElikesとWinスクールはどっちが働く女性向き?料金・学び方・サポートを比較」も参考にしてください。
受講料以外にかかる費用
スクールを比較するときは、表示されている受講料だけでなく、学習を始めてから必要になる費用も確認しておきましょう。
入会金や教材費
受講料とは別に、入会金や教材費が必要なスクールがあります。一方、受講料にすべて含まれているスクールもあります。
料金表を見るときは、「入会金を含めた総額はいくらか」「追加教材の購入が必要か」を確認しましょう。
デザインソフトの利用料
Webデザインの学習では、PhotoshopやIllustratorなどの有料ソフトを使用する場合があります。
ソフト代が受講料に含まれているのか、自分で契約する必要があるのかによって、学習期間中の負担が変わります。無料で利用できるFigmaなどを中心に学ぶ講座もあるため、使用するツールも確認しておきましょう。
パソコンや周辺機器の購入費
手持ちのパソコンで学習できない場合は、新しいパソコンの購入費が必要になります。
スクールによって推奨される性能が異なるため、申し込み前に必要なメモリや保存容量を確認しましょう。オンライン授業では、安定したインターネット環境やイヤホン、Webカメラが必要になることもあります。
追加講座や受講期間の延長料金
WordPress、コーディング、マーケティングなどが別講座になっている場合があります。また、受講期限までに学習が終わらないと、延長料金が必要になるケースもあります。
働きながら学ぶ場合は、予定どおりに進められない可能性も考え、延長できる期間と料金を確認しておくと安心です。
分割払いの手数料
「月々○円から」と表示されていても、分割回数によっては手数料が加わり、一括払いより支払総額が高くなる場合があります。
月々の支払額だけで判断せず、分割手数料を含めた総額を確認しましょう。無理のない支払い方法であることに加えて、途中で受講をやめた場合の返金条件も確認しておくことが大切です。
給付金や補助制度で費用を抑えられる場合もある
Webデザインスクールの中には、国の給付金やリスキリング支援制度の対象になっている講座があります。
条件を満たせば受講費用の一部が支給される場合がありますが、すべてのスクールやコースで利用できるわけではありません。
教育訓練給付制度
厚生労働省の教育訓練給付制度には、「一般教育訓練」「特定一般教育訓練」「専門実践教育訓練」があります。
一般教育訓練では受講費用の20%、特定一般教育訓練では40%、専門実践教育訓練では50%が基本の支給割合です。それぞれ上限額があり、一定の条件を満たすことで追加支給を受けられる場合もあります。
利用できるかどうかは、雇用保険の加入期間や受講する講座などによって決まります。
参考:厚生労働省「教育訓練給付金」
リスキリング支援制度
スクールによっては、経済産業省のリスキリングを通じたキャリアアップ支援事業などを利用できる場合があります。
ただし、在職中であることや、キャリア相談を受けること、転職を目指すことなどが条件になることがあります。副業を目的としているだけでは、対象にならない可能性もあるため注意が必要です。
参考:経済産業省「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」
申し込み前に対象条件を確認する
給付金や補助制度は、受講料が最初から値引きされるとは限りません。一度受講料を支払い、受講中または修了後に支給される場合があります。
無料相談や説明会では、次の点を確認しましょう。
・希望するコースが制度の対象か
・自分が利用条件を満たしているか
・最初に支払う金額はいくらか
・いつ、いくら支給される予定か
・修了や転職などの追加条件があるか
制度の内容や対象講座は変更される場合があります。スクールの説明だけで判断せず、厚生労働省やハローワークなどの公式情報も確認しましょう。
休会・延長・解約などの受講条件を確認する
申込み前はカリキュラムに目が向きやすいですが、仕事や家庭の事情で予定どおり進められない場合もあります。
受講規約や申込画面で、次の点を確認しましょう。
・受講開始日と終了日
・休会できる条件と費用
・受講期間を延長できるか
・解約・返金の条件
・自動更新の有無
・卒業後に教材を閲覧できるか
・卒業後も質問や添削を利用できるか
分からない点は、申込み前に書面やメールなど、後から確認できる形で質問しておくと安心です。
働く女性が条件別に優先したいポイント
Webデザインスクールを選ぶときに重視したい条件は、働き方や生活環境によって異なります。
ここでは、仕事や家庭と両立しながら学びたい女性が、状況別に確認しておきたいポイントを紹介します。
仕事が忙しく、学習時間を確保しにくい人
残業や勤務時間の変動が多い人は、決まった時間に授業を受けるスクールよりも、自分の都合に合わせて学べるスクールが向いています。
録画教材を好きな時間に視聴できるか、質問への回答時間、受講期間の延長や休会が可能かを確認しましょう。
短期間での卒業だけを重視せず、無理なく続けられる学習スケジュールを選ぶことが大切です。
家事や育児と両立しながら学びたい人
家事や育児と両立しながら学ぶ場合は、予定どおりに学習時間を確保できないこともあります。
短い時間でも進められる教材があるか、スマートフォンでも学習できるか、質問や添削を好きな時間に利用できるかを確認しましょう。
急な予定変更に備えて、休会や受講期間の延長に対応しているスクールを選ぶと安心です。
卒業後に副業案件を獲得したい人
卒業後に副業案件を獲得したい人は、Webデザインの技術だけでなく、仕事の受け方まで学べるかを確認しましょう。
ポートフォリオの作成、案件の探し方、提案文の書き方、見積もりや納品方法など、実際の仕事に必要なサポートがあると安心です。
ただし、「案件紹介」や「案件保証」という言葉だけで判断せず、紹介条件や対象者、案件数、報酬などの詳細も申込み前に確認することが大切です。
できるだけ受講費用を抑えたい人
できるだけ費用を抑えたい人は、受講料の安さだけでなく、学習に必要な費用の総額で比較しましょう。
入学金、教材費、ソフト代、パソコン代、延長料金などが別途必要になる場合があります。
給付金や補助制度を利用したい場合は、希望する講座が対象になっているか、自分が支給条件を満たしているかを申込み前に確認することが大切です。
未経験で質問や添削のサポートを重視したい人
Webデザインを初めて学ぶ人は、分からないことをすぐに質問でき、制作物について具体的な添削を受けられる環境が向いています。
質問できる回数や時間帯、回答までの目安、添削を受けられる回数を確認しましょう。
「質問し放題」と書かれていても、質問方法や対応時間に制限がある場合があります。無料相談や説明会で、実際のサポート方法まで確認しておくと安心です。
迷ったときの判断手順
最後まで迷う場合は、次の順番で候補を絞ります。
1.受講後に目指す仕事を一つ決める
2.1週間に使える学習時間を計算する
3.負担できる費用の上限を決める
4.必要な質問・添削・案件支援を決める
5.条件に合うスクールを2~3校に絞る
6.公式サイトと無料説明会で同じ質問をする
7.回答と受講条件を並べて比較する
スクールに入るかどうか自体を迷っている場合は、先に無料教材や小さな制作課題を試し、学習を続けられそうか確認する方法もあります。
まとめ|自分の条件を先に決めてから比較しよう
副業向けWebデザインスクールを選ぶときは、次の7項目を確認しましょう。
- 目標に合うカリキュラム
- 仕事と両立できる学習時間・受講期間
- 質問対応と添削
- 制作実績・ポートフォリオ
- 副業・案件サポート
- 受講料以外も含めた費用総額
- 休会・延長・解約などの受講条件
大切なのは、最初に自分の目標、学習時間、予算を決め、すべての候補を同じ項目で比較することです。
無料説明会に参加するときも、良い点だけでなく、利用条件や追加費用、卒業後の支援まで確認しましょう。回答を持ち帰って比較すれば、自分の生活と目的に合うスクールを判断しやすくなります。
費用だけでなく、学習時間やサポート、案件支援なども含めて比較したい人は、「副業向けWebデザインスクールの選び方|働く女性が確認したい7つのポイント」も参考にしてください。
実際のスクール料金やサポート内容を確認したい方は、「忍者CODEは副業向き?Webデザインコースの料金・特徴・注意点」もあわせてご覧ください。

