洗濯機が臭うときに確認すること|洗濯槽・排水口・フィルターの見分け方

洗濯機の臭いを確認する洗濯槽と糸くずフィルター

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洗濯機のふたを開けたとき、いつもと違う臭いがすると不安になります。

洗濯槽が汚れているのか、それともフィルターや排水口から臭っているのか。見えにくい場所が多いだけに、どこから確認すればよいか迷いませんか。

わが家の現在の洗濯機は、使い始めて約1年の日立製の縦型洗濯機です。

今のところ、洗濯機そのものの臭いや黒いカスは気になっていません。

洗濯物は洗う直前に入れ、洗濯が終わったあとは、槽内が乾くまでふたを開けています。

一方で、糸くずフィルターや洗剤・柔軟剤の投入口は、汚れが目立ったときに掃除する程度です。

排水口や排水ホースも、洗濯機を設置してから確認していません。

今は臭っていなくても、もし嫌な臭いが出たときに、何から確認すればよいのでしょうか。

この記事では、洗濯機が臭うときに確認したい場所を、自分で無理なく見られる順番で紹介します。

目次

先に結論|臭う場所を確かめてから対処する

洗濯機が臭うときは、最初から洗濯槽だけが原因だと決めつけないことが大切です。

洗濯槽、糸くずフィルター、洗剤・柔軟剤の投入口、排水口では、臭いの原因も対処方法も違います。

まずは、次の順番で確認しましょう。

  1. 洗濯機ではなく、洗濯物だけが臭っていないか
  2. 洗濯槽の中から臭うか
  3. 糸くずフィルターに汚れやぬめりがないか
  4. 洗剤・柔軟剤の投入口が汚れていないか
  5. 槽内に湿気がこもっていないか
  6. 黒いカスが出ていないか
  7. 排水口や排水ホース付近から臭っていないか

洗濯機の下や裏側など、自分では見にくい場所を無理に掃除する必要はありません。

まずは、手が届く場所から一つずつ確認してみましょう。

洗濯機の臭いはどこからする?

洗濯槽の中から臭う

洗濯機のふたを開けたときに、カビや湿った布のような臭いがする場合は、洗濯槽の中を確認します。

洗濯後の湿気や、洗剤・柔軟剤の残り、衣類から落ちた汚れなどが、槽内に残っていることがあります。

見た目がきれいでも、洗濯槽の裏側までは確認できません。

臭いが気になる場合は、使用している洗濯機の取扱説明書を確認し、機種に合った方法で槽洗浄を行います。

洗濯物だけが臭う

洗濯機の中は臭わないのに、タオルや一部の衣類だけが臭うこともあります。

その場合は、洗濯機ではなく、次のようなことが関係している可能性があります。

  • タオルや衣類に汗や皮脂汚れが残っている
  • 濡れたまま長時間置いていた
  • 洗濯物を詰め込みすぎた
  • 部屋干しで乾くまでに時間がかかった
  • 長く使ったタオルに臭いが残っている

洗濯物だけが臭う場合は、すぐに洗濯槽クリーナーを使うのではなく、洗い方や乾かし方も見直しましょう。

タオルが乾いているときは平気でも、濡れると臭う場合は、「洗濯したタオルが臭う原因と対処法」で、タオルの使い方や洗うまでの置き方も紹介しています。

室内干しをしたときに衣類が臭う場合は、「部屋干しの臭いを減らす方法」で、洗濯物の間隔や風の当て方を紹介しています。

糸くずフィルターから臭う

糸くずフィルターには、衣類から出た糸くずや髪の毛、細かな汚れがたまります。

湿ったごみを長く残すと、ぬめりや臭いが気になることがあります。

フィルターを取り外せる機種では、取扱説明書に従って外し、次の点を確認します。

  • 糸くずがたまっていないか
  • 髪の毛が絡まっていないか
  • ぬめりがないか
  • フィルターが目詰まりしていないか
  • 取り付け部分にも汚れがないか

無理に引っ張ったり、硬いブラシで傷つけたりしないようにしましょう。

洗剤・柔軟剤の投入口から臭う

洗剤や柔軟剤の投入口には、使い切れなかった液が残ったり、固まったりすることがあります。

水分と一緒に残ると、ぬめりや汚れが気になる場合もあります。

次の状態がないか確認してください。

  • 洗剤や柔軟剤が固まっている
  • 投入口に水が残っている
  • ぬめりがある
  • 黒や茶色の汚れが付いている
  • キャップやケースの裏側が汚れている

取り外して洗える部品かどうかは、洗濯機の取扱説明書で確認します。

排水口付近から臭う

洗濯槽の中よりも、床に近い場所から下水のような臭いがする場合は、排水口や排水ホースも確認します。

排水口に糸くずや汚れがたまると、水の流れが悪くなったり、臭いが出たりすることがあります。

ただし、洗濯機の真下に排水口がある場合や、洗濯機の上に乾燥機を設置している場合は、自分で洗濯機を動かすのは危険です。

無理をせず、家族や設置業者、清掃業者、住宅の管理会社などへ相談しましょう。

臭いの種類から最初に見る場所

感じる臭い最初に確認したい場所
カビや湿った布のような臭い洗濯槽、糸くずフィルター
洗剤や柔軟剤が混ざったような臭い洗剤・柔軟剤の投入口
生乾きのような臭い洗濯物、洗濯量、干し方
酸っぱい臭い衣類に残った汗や皮脂汚れ
下水のような臭い排水口、排水ホース
焦げたような臭いすぐに使用を中止して相談

臭いだけで原因を決めることはできません。

この表は、どこから見ればよいか迷ったときの目安として使ってください。

焦げたような臭いや煙、異常な熱を感じた場合は、掃除を続けず、使用を中止してメーカーや購入店へ相談しましょう。

洗濯機が臭うときに確認したい7つのこと

1.洗濯物を槽内へためていないか

洗濯機を洗濯かご代わりにして、衣類を入れたままにしていませんか。

特に、次のようなものを槽内へ長時間入れておくと、湿気がこもりやすくなります。

  • 濡れたタオル
  • 汗をかいた衣類
  • 使用後のバスマット
  • 湿った靴下や肌着
  • 雨に濡れた衣類

わが家では、洗濯物は洗う直前に入れています。

濡れた衣類は、洗濯までの間だけでも広げておくと、湿った状態が続きにくくなります。

2.洗濯後すぐにふたを閉めていないか

洗濯後の槽内には湿気が残っています。

わが家では、槽内が乾くまでふたを開けています。

ただし、ふたの扱いや槽乾燥機能の使い方は、洗濯機によって異なります。

使用している機種の取扱説明書を確認し、家庭の安全環境に合った方法で湿気を逃がしましょう。

小さな子どもやペットがいる家庭では、洗濯槽へ近づかないよう安全を優先してください。

3.糸くずフィルターが汚れていないか

わが家では、糸くずフィルターを汚れが目立ったときに掃除しています。

けれど、見た目では汚れが少なくても、裏側や取り付け部分に細かなごみが残っていることがあります。

臭いが気になる場合は、汚れが目立つまで待たず、一度取り外して確認してみましょう。

掃除したあとは、元の位置へ確実に取り付けます。

取り付け方やお手入れの頻度は、使用している機種の取扱説明書を確認してください。

4.洗剤・柔軟剤の投入口が汚れていないか

洗剤と柔軟剤を表示どおり使っていても、投入口に少しずつ残ることがあります。

わが家では、汚れが目立ったときに投入口を洗っています。

次のようなときは、早めにお手入れしましょう。

  • 柔軟剤が固まっている
  • ケースに水が残る
  • 洗剤や柔軟剤が流れにくい
  • ぬめりがある
  • 嫌な臭いがする

洗剤ケースやキャップを外せるか、どのように洗うかは機種によって異なります。

無理に外さず、取扱説明書の手順に従ってください。

5.洗濯槽のお手入れ方法が機種に合っているか

わが家では、半年に1回ほど市販の洗濯槽クリーナーを使っています。

ただし、これまでは洗濯機の槽洗浄コースを使わずに掃除していました。

洗濯機に槽洗浄コースがある場合は、自己流でつけ置き時間を決めるより、機種に合った使い方を確認するほうが安心です。

確認したいのは、次の点です。

  • 槽洗浄コースがあるか
  • コースにかかる時間
  • 使用できる洗濯槽クリーナーの種類
  • 一度に入れる量
  • お湯を使えるか
  • ふたを閉めて運転する必要があるか

洗濯槽クリーナーは、たくさん入れればよく落ちるわけではありません。

製品の表示と洗濯機の取扱説明書の両方に従いましょう。

6.黒いカスが出ていないか

今の洗濯機では黒いカスは出ていませんが、以前の洗濯機では、洗濯物に黒いものが付いたことがあります。

黒いカスが出る場合は、洗濯槽内の汚れなどが関係していることがあります。

臭いだけの場合とは、確認する内容が少し違います。

次のような状態がないか見てください。

  • 洗濯物に黒や茶色のカスが付く
  • 水面に細かな汚れが浮く
  • 槽洗浄後にカスが増えた
  • 何度洗っても洗濯物へ付く

黒いカスを見つけたときは、通常の洗濯を繰り返すだけで済ませず、機種に合った槽洗浄方法を確認しましょう。

洗濯物に黒いワカメのようなカスが付く場合は、「洗濯機から黒いカスが出る原因」で、槽洗浄後にカスが増えたときの対処法も紹介しています。

7.排水口や排水ホースから臭っていないか

洗濯槽、フィルター、投入口を確認しても原因が分からない場合は、排水側も考えます。

特に、下水のような臭いがするときは、洗濯機の中だけでなく、床に近い場所も確認します。

ただし、排水口が洗濯機の真下にある場合は、簡単には手が届きません。

わが家でも、洗濯機を設置してから排水口を確認していません。

洗濯機の上には衣類乾燥機もあるため、自分で動かすのは難しい場所です。

洗濯機や乾燥機を一人で動かしたり、排水ホースを自己判断で外したりしないようにしましょう。

洗濯機が臭うときに、まず自分でできること

洗濯物をすべて取り出す

まず、洗濯槽を空にします。

洗濯物を取り出した状態で臭いを確認すると、衣類側の臭いか、洗濯機側の臭いかを分けやすくなります。

手が届く場所を一つずつ見る

最初から大がかりな掃除をする必要はありません。

次の順番なら、比較的確認しやすいでしょう。

  1. 洗濯槽の中
  2. 糸くずフィルター
  3. 洗剤・柔軟剤の投入口
  4. ふたやふたの周囲
  5. 洗濯機の床に近い部分

汚れを見つけた場所だけ、取扱説明書に従ってお手入れします。

槽洗浄の前に取扱説明書を確認する

槽洗浄を始める前に、使用できるクリーナーとコースを確認します。

家庭にある洗剤や漂白剤を、自己判断で洗濯槽へ入れないようにしましょう。

塩素系と酸素系では使い方が異なります。

異なる洗剤や漂白剤を混ぜるのも危険です。

排水側が臭うときは無理をしない

下水のような臭いが強い場合や、排水口へ手が届かない場合は、自分だけで解決しようとしないことも大切です。

賃貸住宅なら、先に管理会社へ相談するとよいでしょう。

持ち家の場合は、購入店や設置業者、清掃業者、水回りの業者などへ相談します。

洗濯槽クリーナーは何を選べばよい?

洗濯槽クリーナーには、塩素系や酸素系などがあります。

どちらがよいかを、商品名だけで決めるのは難しいものです。

選ぶ前に、次のことを確認しましょう。

  • 縦型洗濯機に使えるか
  • ドラム式専用ではないか
  • 洗濯機メーカーが案内している種類か
  • 槽洗浄コースに対応しているか
  • 一回に使う量
  • つけ置きが必要か
  • 混ぜてはいけない製品は何か

わが家で使っている洗濯槽クリーナーも、塩素系か酸素系かを確認せずに使っていました。

次に使うときは、容器の成分表示と、洗濯機の取扱説明書を確認したいと思います。

どの製品を選べばよいか迷う場合は、洗濯機メーカーが案内しているクリーナーを確認すると選びやすくなります。

わが家の洗濯機で、今後見直したいこと

現在の洗濯機では、臭いや黒いカスは出ていません。

普段からできていることは、次のとおりです。

  • 洗濯物は洗う直前に入れる
  • 洗濯後は槽内が乾くまでふたを開ける
  • 洗剤と柔軟剤は表示どおり使う
  • 洗濯後は衣類をすぐ取り出す
  • 昼間は洗面所の換気をする

一方で、今後見直したいこともあります。

  1. 糸くずフィルターを、汚れが目立つ前にも確認する
  2. 洗剤・柔軟剤の投入口を定期的に見る
  3. 洗濯機の取扱説明書で槽洗浄の方法を確認する
  4. 使用している洗濯槽クリーナーの種類を確認する
  5. 臭いが出たら、洗濯槽と排水口のどちらからするか確かめる
  6. 洗濯機の下や裏側は一人で掃除しない

今は臭っていないため、「この方法で臭いが消えた」とは書けません。

臭いが出る前に、ときどき確認する場所を決めておくと、困ったときにも慌てずに済みそうです。

自分で掃除しないほうがよい場合

次のような場合は、無理に掃除せず、メーカーや業者へ相談しましょう。

  • 洗濯機を動かさないと排水口へ届かない
  • 洗濯機の上に乾燥機が設置されている
  • 排水ホースを外す必要がある
  • 水漏れしている
  • 排水できない
  • 強い下水臭が続く
  • 焦げたような臭いがする
  • 煙が出ている
  • 異音やエラー表示がある
  • お手入れしても臭いが続く

洗濯機は重く、周囲には給水ホースや排水ホース、電源コードがあります。

無理に動かすと、腰や膝を痛めたり、水漏れにつながったりするおそれがあります。

自分で難しいと感じたら、早めに相談するほうが安心です。

洗濯機の臭いを予防するために続けたいこと

洗濯機を毎日すべて掃除する必要はありません。

普段することと、ときどきすることに分けると続けやすくなります。

普段から続けたいこと

  • 洗濯物を槽内へためない
  • 洗濯終了後は衣類をすぐ取り出す
  • 機種に合った方法で槽内の湿気を逃がす
  • 洗剤と柔軟剤は適量を守る
  • 濡れたタオルを長時間入れたままにしない

ときどき確認したいこと

  • 糸くずフィルター
  • 洗剤・柔軟剤の投入口
  • ふたの周囲
  • 洗濯槽の臭い
  • 黒いカスの有無
  • 排水口付近の臭い
  • 取扱説明書に沿った槽洗浄

毎回完璧にするより、臭いや汚れがひどくなる前に確認することが大切です。

洗濯機の臭い対策で避けたいこと

洗濯機の臭いが気になっても、次のような対処は避けましょう。

  • 原因を確認せず、洗濯槽クリーナーを何度も使う
  • 洗剤や漂白剤を自己流で混ぜる
  • 指定より多い量のクリーナーを入れる
  • 取扱説明書を確認せず熱湯を入れる
  • 濡れた衣類を槽内へ長時間ためる
  • 柔軟剤の香りだけで臭いを隠す
  • 重い洗濯機を一人で動かす
  • 排水ホースを自己判断で外す
  • 水漏れや焦げた臭いをそのままにする

製品によって使える洗剤やお手入れ方法は異なります。

使用している洗濯機とクリーナーの説明を、両方確認してください。

よくある質問

洗濯機が臭ったら、すぐ槽洗浄をすればよいですか?

最初に、臭いがどこからするか確認しましょう。

糸くずフィルター、洗剤・柔軟剤の投入口、排水口が原因の場合は、槽洗浄だけでは改善しないことがあります。

洗濯物だけが臭う場合は、洗い方や干し方も確認します。

洗濯後は、ふたを開けたほうがよいですか?

ふたの扱いや槽乾燥機能の使い方は、洗濯機によって異なります。

使用している機種の取扱説明書を確認し、小さな子どもやペットがいる家庭では安全にも注意しましょう。

黒いカスと臭いは関係がありますか?

洗濯槽内の汚れが関係している場合があります。

黒いカスが出たときは、機種に合った槽洗浄方法を確認し、通常の臭い確認とは分けて対処しましょう。

下水のような臭いは、洗濯槽クリーナーで取れますか?

排水口や排水ホースが原因の場合は、洗濯槽クリーナーだけでは改善しないことがあります。

洗濯槽の中と、床に近い排水側のどちらから臭うかを確認してください。

糸くずフィルターは毎回掃除したほうがよいですか?

お手入れの頻度は、洗濯機の機種によって異なります。

取扱説明書を確認し、糸くずやぬめりを長く残さないようにしましょう。

どの洗濯槽クリーナーを使えばよいですか?

使用している洗濯機の取扱説明書で、使える種類を確認します。

縦型用かドラム式用か、塩素系か酸素系か、使用量やコースも確認しましょう。

異なるクリーナーや洗剤を混ぜてはいけません。

まとめ|洗濯槽だけでなく、臭う場所を順番に確認する

洗濯機が臭うと、すぐに洗濯槽クリーナーを使いたくなります。

けれど、臭いの原因は洗濯槽だけとは限りません。

まずは、次の順番で確認しましょう。

  1. 洗濯物だけが臭うのか確認する
  2. 洗濯槽の中を確認する
  3. 糸くずフィルターを見る
  4. 洗剤・柔軟剤の投入口を見る
  5. 槽内へ湿気がこもっていないか確認する
  6. 黒いカスがないか確認する
  7. 排水口や排水ホース付近を確認する
  8. 手が届かない場所は無理に掃除しない

わが家の洗濯機は、現在のところ臭いや黒いカスはありません。

今後は、糸くずフィルターや洗剤投入口を汚れが目立つ前にも確認し、槽洗浄の方法とクリーナーの種類も見直したいと思います。

全部を一度に掃除する必要はありません。

自分で見られる場所から一つずつ確認し、洗濯機の下や排水口など難しい場所は、無理をせず家族や業者へ相談しましょう。

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この記事を書いた人

60代主婦のmomohibiです。
「買ってよかったもの」「欲しいもの」「家族の暮らしに役立ちそうな便利品」を、主婦目線で紹介しています。
家事・日用品・暑さ対策・健康グッズ・季節のギフトなど、毎日の暮らしが少しラクになるものを楽天ROOMとあわせてまとめています。

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