洗濯機から黒いカスが出る原因|洗濯物についたときの対処法

洗濯物についた黒いカスと縦型洗濯機

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洗濯物を取り出したとき、白い衣類に黒いカスが付いていると、洗ったはずなのに汚れたようでがっかりします。

黒いワカメのようなものが洗濯物のあちこちに付いたり、糸くずフィルターに入っていたりすると、洗濯槽の中がどうなっているのか不安になりますよね。

わが家でも、以前使っていた縦型洗濯機で、黒いカスが出たことがあります。

当時の洗濯機は、約8年使っていたパナソニックの7kgタイプでした。

黒いワカメのような薄いカスや、細かな黒い点が洗濯物に付き、白い衣類では特に目立ちました。

洗濯槽クリーナーを使えばきれいになると思ったのですが、洗浄後にかえって黒いカスが増えたように見え、驚いたことを覚えています。

この記事では、洗濯機から黒いカスが出る主な原因と、洗濯物に付いたときの対処法を、わが家の経験を交えて紹介します。

目次

先に結論|黒いカスを取り除いてから普段の洗濯に戻す

洗濯機から黒いカスが出たときは、黒いカスが残ったまま普段の洗濯を続けず、まず洗濯槽と糸くずフィルターの状態を確認します。

基本的な流れは、次のとおりです。

  1. 洗濯物を取り出す
  2. 衣類に付いた黒いカスを取り除く
  3. 洗濯槽内にカスが残っていないか確認する
  4. 糸くずフィルターを掃除する
  5. 取扱説明書で槽洗浄の方法を確認する
  6. 洗濯物を入れずに、すすぎや槽洗浄を行う
  7. 黒いカスが残っていないことを確認する
  8. 何度洗浄しても続く場合はメーカーなどへ相談する

槽洗浄後に黒いカスが増えたように見えても、すぐに洗浄が失敗したとは限りません。

洗濯槽の見えない部分に付いていた汚れがはがれ、表に出てきた可能性があります。

一度で全部落とそうとして、自己判断でクリーナーを何度も追加するのではなく、使用している洗濯機とクリーナーの説明に従って対処しましょう。

洗濯機から出る黒いカスは何?

黒いワカメのような薄いカス

黒くて薄い、ワカメのようなカスは、洗濯槽の見えない部分に付着していた汚れがはがれた可能性があります。

洗濯槽の裏側には、衣類から落ちた汚れや洗剤・柔軟剤の残りなどが付着することがあります。

湿気が多い状態が続くと、汚れや黒カビなどが発生しやすくなります。

ただし、黒いものがすべて黒カビとは限りません。

見た目だけで断定せず、洗濯槽やフィルターの状態も一緒に確認しましょう。

細かな黒い点のような汚れ

大きなカスだけでなく、細かな黒い点が衣類に付くこともあります。

白いシャツやタオルに付くと、少量でも目立ちます。

黒い点が洗濯物だけでなく、糸くずフィルターや洗濯槽内にも残っている場合は、衣類そのものではなく、洗濯機側の汚れが関係している可能性があります。

糸くずや衣類の繊維の場合もある

黒いカスに見えても、衣類の繊維や毛玉、ポケットに残っていた紙くずなどの場合もあります。

次の点を確認すると、原因を分けやすくなります。

  • 特定の黒い衣類を洗ったあとだけ出る
  • 衣類と同じ色の繊維に見える
  • 指で触ると糸状にほぐれる
  • 洗濯槽やフィルターには残っていない

特定の衣類を洗ったときだけ出る場合は、その衣類の繊維も確認してみましょう。

黒いカスが出る主な原因

洗濯槽の見えない部分に汚れがたまっている

洗濯槽の中はきれいに見えても、裏側までは見ることができません。

洗濯を繰り返すうちに、次のようなものが見えない部分へ付着することがあります。

  • 衣類から落ちた皮脂や汚れ
  • 洗剤の残り
  • 柔軟剤の残り
  • 糸くず
  • 水あかなどの汚れ

こうした汚れがはがれると、黒や茶色のカスとなって洗濯槽内に出てくることがあります。

長い間、槽洗浄をしていなかった

わが家で黒いカスが出た当時は、槽洗浄をするのは1~2年に1回程度でした。

洗濯機も約8年使っていたため、見えない部分に汚れがたまっていた可能性があります。

ただし、槽洗浄の適切な頻度は、洗濯機の機種や使用回数、洗剤の種類などによって異なります。

「何か月に1回なら必ず大丈夫」と考えず、使用している洗濯機の取扱説明書を確認することが大切です。

槽洗浄によって汚れがはがれた

洗濯槽クリーナーを使用すると、見えない部分に付いていた汚れがはがれ、洗濯槽の中へ出てくることがあります。

そのため、槽洗浄をした直後に、黒いカスが以前より増えたように見える場合があります。

わが家でも、洗浄すればすぐにきれいになると思っていたため、黒いカスが増えたように見えて驚きました。

しかし、汚れがはがれて表に出てきた可能性もあります。

大切なのは、カスが残ったまま衣類を洗わず、槽内やフィルターを確認することです。

糸くずフィルターに汚れが残っている

槽洗浄やすすぎのあとには、はがれた汚れが糸くずフィルターへ入ることがあります。

フィルターに黒いカスが残ったままだと、次の洗濯時に汚れが槽内へ戻る可能性もあります。

槽洗浄をしたあとは、洗濯槽だけでなく、糸くずフィルターも確認しましょう。

わが家で黒いカスが出たときの状態

以前使っていた縦型洗濯機では、黒いワカメのような薄いカスと、細かな黒い点が出ました。

黒いカスが見つかった場所は、次の3か所です。

  • 洗濯物のあちこち
  • 洗濯後の槽内
  • 糸くずフィルター

白い衣類に付くと特に目立ち、洗濯したのに汚してしまったような気持ちになりました。

黒いカスは出ていましたが、当時は洗濯機や洗濯物の臭いは気になりませんでした。

臭いがなくても、黒いカスだけが出る場合はあります。

当時は塩素系の洗濯槽クリーナーを使い、槽洗浄コースは使用せず、つけ置きをしていました。

その後、浮いてきたカスを網ですくい、何度かすすぎ運転をすると、少しずつカスは減っていきました。

ただ、洗濯槽の裏側は見えません。

本当にきれいになったのか分からず、不安が残りました。

黒いカスが洗濯物に付いたときの対処法

1.いったん普段の洗濯を止める

黒いカスが多く残っている状態で普段の洗濯を続けると、別の衣類にも付く可能性があります。

特に白いシャツやタオル、大切な衣類を洗うのは、槽内の状態を確認してからにしましょう。

まずは洗濯物をすべて取り出し、空になった洗濯槽を確認します。

2.衣類に付いた黒いカスを取り除く

洗濯物に付いた黒いカスは、乾かす前に取り除きます。

取りやすいものは軽く振り払い、まだ残る場合は、衣類の洗濯表示を確認してすすぎ直します。

強くこすると、黒いカスが繊維の間へ入り込んだり、汚れが広がったりすることがあります。

無理にこすらず、衣類を傷めない方法で取り除きましょう。

3.洗濯槽内に残ったカスを確認する

洗濯槽の底や側面に、黒いカスが残っていないか確認します。

クリーナーの使用中に大きなカスが浮いてくる場合は、洗濯機とクリーナーの説明に従って対処してください。

わが家では、浮いてきたカスを目の細かい網ですくいました。

ただし、運転中に手を入れたり、自己判断で運転を止めたりせず、安全を優先しましょう。

4.糸くずフィルターを掃除する

糸くずフィルターを取り外せる場合は、黒いカスや糸くずを取り除きます。

確認したいのは、次の部分です。

  • フィルターの内側
  • 網目部分
  • フィルターの裏側
  • 取り付け部分

取り外し方や洗い方は機種によって異なります。

無理に引っ張らず、取扱説明書に従って掃除してください。

5.取扱説明書で槽洗浄の方法を確認する

洗濯機に槽洗浄コースがある場合は、機種に合った使い方を確認します。

確認する項目は、次のとおりです。

  • 使用できる洗濯槽クリーナー
  • 槽洗浄コースの選び方
  • 運転にかかる時間
  • クリーナーを入れるタイミング
  • 一度に使用する量
  • お湯が使用できるか
  • つけ置きが必要か

同じ縦型洗濯機でも、機種によって使い方は異なります。

以前使っていた洗濯機の方法を、現在の洗濯機へそのまま使わないようにしましょう。

6.洗濯物を入れずにすすぐ

槽洗浄後もカスが残っている場合は、洗濯物を入れず、機種に合った方法ですすぎます。

すすぎが終わったら、洗濯槽内と糸くずフィルターをもう一度確認します。

わが家では、一度のすすぎでは終わらず、何度か繰り返すことで黒いカスが少しずつ減りました。

ただし、すすぎの回数や方法も、取扱説明書を確認して行いましょう。

7.カスがなくなったことを確認する

槽内や糸くずフィルターに黒いカスが残っていないことを確認してから、普段の洗濯へ戻します。

心配なときは、いきなり白い衣類や大切な衣類を洗わず、汚れが付いても困りにくいものから様子を見る方法もあります。

槽洗浄後に黒いカスが増えたときは?

槽洗浄をしたのに黒いカスが増えると、「洗い方を間違えたのでは」と不安になります。

しかし、洗濯槽の見えない部分に付着していた汚れがはがれ、表へ出てきた可能性があります。

まずは慌てず、次の順番で確認します。

  1. 大きなカスが残っていないか見る
  2. 糸くずフィルターを掃除する
  3. 洗濯物を入れずにすすぐ
  4. 槽内にカスが残っていないか再確認する
  5. 必要な槽洗浄方法を取扱説明書で確認する

わが家では、黒いカスが増えたように見えたため、クリーナーを何度も続けて使ってしまいました。

今振り返ると、先に洗濯機の説明書を確認し、すすぎとフィルター掃除をしながら状態を見るほうがよかったと思います。

一度で全部きれいにしようとすると、時間も手間もかかります。

自己判断でクリーナーを追加し続けず、少しずつ確認しましょう。

洗濯槽クリーナーを何度も使ってもよい?

汚れが残っているからといって、短期間に自己判断で何度もクリーナーを入れるのは避けたほうが安心です。

洗濯槽クリーナーには、塩素系や酸素系などがあり、汚れの落とし方や使い方が違います。

製品によっては、続けて使用できる場合もありますが、回数や使用量は製品表示と洗濯機の説明に従う必要があります。

次の使い方は避けましょう。

  • 表示より多い量を入れる
  • 異なる種類のクリーナーを混ぜる
  • クリーナーと別の洗剤を一緒に入れる
  • 説明書にない長時間のつけ置きをする
  • 取扱説明書を確認せず熱いお湯を入れる

「たくさん使えば早く落ちる」とは限りません。

洗濯機や部品を傷めないためにも、決められた使い方を守りましょう。

洗濯槽クリーナーは何を選べばよい?

洗濯槽クリーナーを選ぶときは、商品の知名度や価格だけで決めず、使用している洗濯機に合うかを確認します。

確認したい項目

  • 縦型洗濯機に使えるか
  • ドラム式に使えるか
  • 塩素系か酸素系か
  • 槽洗浄コースで使えるか
  • つけ置きが必要か
  • 一度に使う量
  • 使用できない機種はないか
  • メーカー指定品があるか

わが家では、以前はクリーナーの種類を深く考えずに使っていました。

黒いカスが出てからは、どのクリーナーを使えばよいのか分からず迷いました。

初めて使う製品は、洗濯機の取扱説明書と、クリーナーの容器に書かれた注意事項の両方を確認すると安心です。

黒いカスが出たときに避けたいこと

黒いカスが気になると、早くすべて取り除きたくなります。

けれど、焦って自己流の掃除をすると、かえって手間が増えることがあります。

次のような対処は避けましょう。

  • カスが残った状態で白い衣類を洗う
  • クリーナーを自己判断で何度も追加する
  • 異なる種類のクリーナーや洗剤を混ぜる
  • 指定量より多く入れる
  • 説明書にない方法で長時間つけ置きする
  • 洗濯槽へ熱湯を入れる
  • 硬いブラシや金属製の道具で槽内をこする
  • 洗濯機を自分で分解する
  • 重い洗濯機を一人で動かす

一度で全部落とそうとせず、手が届く範囲から確認することが大切です。

黒いカスと一緒に臭いも気になる場合

黒いカスだけでなく、カビのような臭いや下水のような臭いも気になる場合は、洗濯槽以外も確認します。

臭いの場所によっては、次のような部分が関係していることがあります。

  • 糸くずフィルター
  • 洗剤・柔軟剤の投入口
  • 排水ホース
  • 排水口
  • 洗濯物に残った汗や皮脂汚れ

洗濯機の臭いを感じる場合は、「洗濯機が臭うときに確認すること」で、臭いの場所を順番に確認する方法を紹介しています。

自分での掃除をやめて相談したほうがよい場合

次のような場合は、自分だけで解決しようとせず、メーカーや購入店などへ相談しましょう。

  • 槽洗浄やすすぎをしても大量のカスが出続ける
  • 毎回、洗濯物に黒いカスが付く
  • 強いカビ臭や下水臭もある
  • 水が流れにくい
  • 排水できない
  • 水漏れがある
  • 異音やエラー表示が出る
  • 洗濯機を長く使用していて、ほかの不具合もある
  • 分解しなければ掃除できない場所に見える
  • 自分での掃除が負担になっている

相談先には、次のようなところがあります。

  • 洗濯機メーカーの相談窓口
  • 購入した家電店
  • 修理窓口
  • 洗濯機のクリーニング業者
  • 賃貸住宅の場合は管理会社

洗濯機の分解洗浄が必要に見えても、自分で分解するのは避けましょう。

黒いカスを予防するために続けたいこと

黒いカスを完全に防げるとは限りませんが、汚れや湿気をためにくくすることはできます。

洗濯物を槽内へためない

汗をかいた衣類や濡れたタオルを長時間入れておくと、槽内に湿気がこもりやすくなります。

洗濯物は洗う直前に入れると、洗濯槽を洗濯かご代わりにせずに済みます。

洗濯後は衣類を早めに取り出す

洗濯が終わった衣類を長時間放置すると、洗濯物と槽内の両方に湿気が残ります。

運転が終わったら、なるべく早めに取り出しましょう。

機種に合った方法で槽内の湿気を逃がす

わが家では、現在の洗濯機は槽内が乾くまでふたを開けています。

ただし、小さな子どもやペットがいる家庭では、安全を優先してください。

ふたの扱いや槽乾燥機能については、使用している洗濯機の説明書を確認しましょう。

洗剤と柔軟剤を入れすぎない

洗剤や柔軟剤は、多く入れれば汚れがよく落ちるとは限りません。

衣類の量や水量に合った使用量を守りましょう。

糸くずフィルターを定期的に見る

フィルターに糸くずや汚れをためたままにせず、機種の説明書に沿ってお手入れします。

機種に合った槽洗浄をする

現在の洗濯機では、半年に1回程度、洗濯槽のお手入れをしています。

ただし、今後は回数だけでなく、槽洗浄コースや使用するクリーナーが機種に合っているかも確認したいと思っています。

よくある質問

黒いカスが残ったまま洗濯してもよいですか?

黒いカスが衣類へ再び付く可能性があります。

先に槽内や糸くずフィルターを確認し、洗濯物を入れずに、機種に合ったすすぎや槽洗浄を行いましょう。

槽洗浄後に黒いカスが増えたのは失敗ですか?

洗濯槽の見えない部分に付着していた汚れがはがれ、表へ出てきた可能性があります。

すぐに失敗と決めず、槽内とフィルターを確認し、説明書に従ってすすぎなどを行いましょう。

黒いカスはすべて黒カビですか?

黒カビが関係している場合はありますが、衣類の繊維や糸くず、洗剤などの残りが混ざっている可能性もあります。

見た目だけで断定せず、槽内やフィルターの状態も確認してください。

黒いカスは網ですくってもよいですか?

製品によっては、大きな汚れが浮いた場合に取り除くよう案内されているものがあります。

洗濯機の運転中に手を入れず、使用している洗濯機とクリーナーの説明に従ってください。

洗濯槽クリーナーを続けて使ってもよいですか?

続けて使用できるかは、洗濯機とクリーナーによって異なります。

自己判断で量や回数を増やさず、両方の説明を確認しましょう。

何度すすいでも黒いカスが出るときは?

槽洗浄やすすぎをしても大量のカスが続く場合は、メーカーや購入店へ相談しましょう。

洗濯槽の分解洗浄が必要な場合もあるため、自分で分解しないようにしてください。

まとめ|一度で全部落とそうとせず、カスを確認しながら対処する

洗濯機から黒いカスが出たときは、次の順番で対処しましょう。

  1. 普段の洗濯をいったん止める
  2. 洗濯物に付いたカスを取り除く
  3. 洗濯槽内を確認する
  4. 糸くずフィルターを掃除する
  5. 取扱説明書で槽洗浄方法を確認する
  6. 洗濯物を入れずにすすぎや槽洗浄をする
  7. カスが残っていないことを確認する
  8. 続く場合はメーカーや購入店へ相談する

わが家では、槽洗浄後に黒いカスが増えたように見え、一度で全部きれいにしようとしてクリーナーを何度も使ってしまいました。

浮いたカスを網ですくい、何度かすすぐことで少しずつ減りましたが、洗濯槽の裏側が見えないため、不安も残りました。

黒いカスが出ても、焦ってクリーナーを追加し続ける必要はありません。

まずは槽内とフィルターを確認し、使用している洗濯機に合った方法で、一つずつ対処していきましょう。

自分での掃除が難しいと感じたときは、無理をせずメーカーや業者へ相談することも大切です。

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この記事を書いた人

60代主婦のmomohibiです。
「買ってよかったもの」「欲しいもの」「家族の暮らしに役立ちそうな便利品」を、主婦目線で紹介しています。
家事・日用品・暑さ対策・健康グッズ・季節のギフトなど、毎日の暮らしが少しラクになるものを楽天ROOMとあわせてまとめています。

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