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除湿機も扇風機も使っているのに、部屋干しの臭いが残る。
きちんと乾かしているつもりでも、厚手の服やタオルだけ湿っていたり、着たときに酸っぱい臭いを感じたりすることはありませんか。
わが家では、雨の日や花粉・黄砂が気になる日に部屋干しをしています。
冬は15畳ほどのリビングで、暖房器具と除湿機を使用。それ以外の季節は浴室に干し、除湿機や扇風機を使っています。
洗濯物へ正面から首振りで風を当て、乾くまでの目安は約6時間です。
それでも、夫の衣類や厚手の服、タオルから、生乾き臭や酸っぱい臭いを感じることがあります。
この記事では、除湿機を使っても部屋干しの臭いが気になるときに、洗い方・干し方・乾かし方のどこを見直せばよいのか、無理なく試せる順番で紹介します。
部屋干しで気になりやすい臭い
部屋干しの臭い方や、気づくタイミングは家庭によって異なります。
わが家では、次のようなときに臭いが気になります。
- 洗濯物を干している途中
- 乾いた衣類を着たとき
- 汗や水分で衣類が再び湿ったとき
- 厚手の服が完全に乾いていなかったとき
- タオルを使って濡らしたとき
臭いも一つではありません。
タオルからは雑巾のような生乾き臭、夫の衣類からは酸っぱい臭いや、汗・体臭のような臭いを感じることがあります。
乾かし方だけが原因とは限らず、衣類に残った汗や皮脂汚れ、洗濯物の量、乾燥にかかった時間など、いくつかの条件が重なっていることがあります。
先に結論|「洗う・間を空ける・風を通す」を一緒に見直す
部屋干しの臭いを減らすには、除湿機を長時間運転するだけでなく、次の点を一緒に確認します。
- 洗濯物を詰め込みすぎていないか
- 洗濯終了後、すぐに干しているか
- 衣類同士の間に風が通っているか
- 厚手の部分が重なったままになっていないか
- 風の当たりにくい衣類を途中で動かしているか
- ポケットや脇、縫い目まで完全に乾いているか
- 着たときに臭う衣類は、汗や皮脂汚れが残っていないか
全部を一度に変える必要はありません。
まずは、厚手の服だけ間隔を広げる、乾燥途中で一度だけ位置を変えるなど、負担の少ないことから試してみましょう。
部屋干しの臭いが発生しやすい主な原因
洗濯物が乾くまでに時間がかかっている
室内は、外よりも洗濯物から出た湿気がこもりやすい場所です。
除湿機を使っていても、衣類が密集していたり、厚手部分に風が届いていなかったりすると、乾燥にむらが出ることがあります。
特に乾きにくいのは、次のような部分です。
- パーカーのフード
- シャツの襟や前立て
- ズボンのウエスト部分
- ポケット
- 脇や袖口
- 厚い縫い目
- タオルが重なった部分
表面は乾いているように見えても、内側や縫い目に湿り気が残っている場合があります。
洗濯物同士の間隔が狭い
わが家では、ハンガー同士を5~6cmほど空けています。
薄手の衣類では乾いていても、厚手の服の周囲では、風の通り道が足りないことがあります。
すべての洗濯物の間隔を大きく広げると、干す場所が足りなくなります。
まずは、厚手の服の左右だけ、ほかの衣類より広めに空けてみましょう。
風が当たる場所にむらがある
わが家では、除湿機や扇風機を洗濯物の正面から当て、首振り機能を使っています。
ただし、乾燥途中で洗濯物の位置は変えていません。
正面から風を当てていても、手前の衣類に風が遮られ、奥や衣類の内側まで十分に届かないことがあります。
乾燥の途中で、次の場所を触って確認してみましょう。
- 厚手の衣類の内側
- 袖の下側
- 脇
- フード
- ポケット
- ズボンのウエスト
- タオルの中央部分
湿っているものだけ、風の当たりやすい場所へ移します。
全部を何度も並べ替える必要はありません。
汗や皮脂汚れが残っている
夫の衣類では、生乾き臭だけでなく、酸っぱい臭いや汗のような臭いを感じることがあります。
この場合は、干し方だけでなく、衣類に汗や皮脂汚れが残っていないかも確認します。
特に汚れが残りやすい場所は、次のとおりです。
- 襟
- 脇
- 背中
- 袖口
- 肌に直接触れる部分
最初から部屋干し用洗剤へ替えなければならないわけではありません。
まずは、洗濯量や洗剤量、汚れが気になる部分の洗い方を確認しましょう。
洗濯物を入れすぎている
わが家では、8kgの縦型洗濯機で、1回に約6kg洗っています。
この数字だけで、入れすぎとは判断できません。
ただし、洗濯物の種類やかさによっては、容量内でも衣類が動きにくくなることがあります。
次のような状態なら、少し量を減らして違いを確認してみましょう。
- 洗濯物を上から押し込んでいる
- 厚手の衣類が多い
- 洗濯槽の中で衣類が動きにくそう
- 洗濯後も汗や体臭が残っている
- タオルや衣類全体が臭う
毎回洗濯量を減らすのではなく、臭いが気になる日に一度試して、違いを見る方法で十分です。
部屋干しの臭いを減らすために、最初に試したいこと
洗濯終了後はすぐに干す
洗濯が終わった衣類を洗濯機の中に残しておくと、湿った状態が続きます。
わが家では、洗濯終了後は基本的にすぐ取り出しています。
ここは、今までどおり続けたい点です。
すぐに干せない日は、洗濯の終了時刻を家事の予定に合わせると、洗濯機の中で待たせる時間を減らせます。
厚手の服の左右だけ間隔を広げる
すべてのハンガーの間隔を大きくすると、干す場所が足りなくなります。
まずは、乾きにくい厚手の服だけ、左右を広めに空けましょう。
薄手の衣類が先に乾いたら取り外し、空いた場所を厚手の服へ譲ります。
これなら、最初から広い部屋干しスペースを用意しなくても試せます。
厚手の部分を広げて干す
衣類は、形を整えるだけで風の通り方が変わります。
パーカー
フードが背中部分へ重ならないようにします。
ハンガーやピンチを使い、フードを本体から離して干します。
ズボン
ウエスト部分を筒状に広げ、内側へ風が入るようにします。
ポケットが乾きにくい場合は、洗濯表示や生地の状態を確認したうえで、裏返して干す方法もあります。
シャツ
ボタンを外し、襟や前立てが重ならないように広げます。
タオル
ピンチ付きハンガーへ干す場合は、布同士が重ならないようにします。
両端の長さをずらすと、風が当たりやすくなります。
乾燥途中で厚手の服だけ位置を変える
わが家では、部屋干しを始めた後、洗濯物の位置を変えていませんでした。
これからは、乾燥の途中で一度だけ、厚手の服を確認します。
- 手前と奥を入れ替える
- 衣類の向きを変える
- 厚手の服を風の近くへ移す
- 乾いた薄手の衣類を取り外す
- フードやポケットを広げ直す
全部を動かす必要はありません。
乾きにくいものだけなら、家事の負担も増えにくいでしょう。
除湿機と扇風機を使うときのポイント
風が衣類の間を通っているか確認する
除湿機や扇風機の風は、洗濯物の表面へ当てるだけでなく、衣類と衣類の間を通すことが大切です。
首振り機能を使っていても、端や奥まで風が届いていない場合があります。
手を洗濯物の間へ入れ、風が通っているか確かめてみましょう。
乾きにくい衣類へ風が届いていない場合は、機器を動かすより、衣類の位置を少し変えるほうが簡単なこともあります。
除湿機の吹出口や吸込口をふさがない
除湿機と洗濯物の距離や置き方は、機種によって異なります。
わが家では、洗濯物から約30cm離して置いていますが、この距離がすべての機種に適しているとは限りません。
次の点を取扱説明書で確認しましょう。
- 壁から必要な距離
- 洗濯物との距離
- 吹出口の向き
- 吸込口をふさいでいないか
- 使用できる部屋の広さ
- 衣類乾燥モードの使い方
浴室で使う場合は、使用できる場所か必ず確認する
わが家では、冬以外は浴室へ洗濯物を干し、除湿機を使っています。
ただし、持ち運び式の除湿機には、水がかかる浴室内や湿気の多い場所では使用できない製品があります。
浴室で使う場合は、現在使用している除湿機の取扱説明書で、浴室内で使用できるかを必ず確認してください。
機種によっては、浴室の中ではなく、入口側から乾いた風を送る方法が案内されることもあります。
浴室での設置場所や換気扇の扱いを自己判断せず、除湿機と浴室設備の説明に従いましょう。
厚手の服やタオルだけ乾かないときの対処法
薄手の衣類が乾いたのに、厚手の服だけ湿っていることがあります。
そのようなときは、除湿機を止める前に、次の場所を確認します。
- 脇
- 袖口
- フード
- ポケット
- ウエスト
- 裾
- 縫い目
- タオルの重なった部分
乾いていない衣類だけを残し、間隔を広げて乾燥を続けます。
部屋干しの洗濯物をすべて同じ時間で乾かそうとせず、乾いたものから取り込むほうが、風の通り道を作りやすくなります。
衣類乾燥機を使うのも一つの方法
わが家では、衣類乾燥機を使ったときのほうが、部屋干しより臭いが気になりにくく感じます。
厚手のものが乾かない日や、部屋干しの時間を短くしたい日には、乾燥機を使う方法もあります。
ただし、すべての衣類を乾燥機へ入れられるわけではありません。
衣類の洗濯表示を確認し、タンブル乾燥ができるものだけに使いましょう。
次のような衣類は、特に注意が必要です。
- 縮みやすい素材
- 型崩れしやすい衣類
- 熱に弱い素材
- 装飾品が付いた衣類
- タンブル乾燥禁止の表示があるもの
電気代が気になる場合は、洗濯表示で使用できる厚手の衣類やタオルだけ、乾燥機を使う方法もあります。
ただし、短時間使えば必ず電気代が安くなるとは限りません。
使用している機器の消費電力や運転時間を確認して判断しましょう。
部屋干し用洗剤へ替えたほうがよい?
部屋干し用洗剤を使えば、干し方を見直さなくてもよいわけではありません。
まず確認したいのは、次の点です。
- 洗濯物の量
- 洗剤の使用量
- 洗濯終了後すぐに干しているか
- 衣類同士の間隔
- 風の通り道
- 厚手部分の乾き残り
それでも臭いが気になる場合は、部屋干し用洗剤を検討してもよいでしょう。
ただし、洗剤の量を自己判断で増やさず、容器や洗濯機の表示に従って使います。
部屋干しで部屋が狭くなるときの工夫
部屋干しをすると、生活する場所が狭くなるのも困りごとの一つです。
わが家でも、15畳のリビングに洗濯物を干す冬は、部屋が狭く感じます。
全部を一か所に詰め込むより、次の方法を試してみましょう。
- 厚手の服の周囲だけ広く空ける
- 乾いた薄手の衣類から取り込む
- タオルと衣類を別の物干しへ分ける
- 乾きにくいものだけ乾燥機へ回す
- 動線をふさがない位置へ干す
- 濡れた洗濯物を高い場所へ無理に持ち上げない
乾かすために何度も洗濯物を移動させると、肩や腰への負担になります。
最初から厚手の服を風の近くへ置き、途中で動かすものを少なくすると続けやすくなります。
わが家の部屋干しで、これから見直したいこと
今回、わが家の部屋干しを振り返ると、次のような状態でした。
- 雨の日や花粉・黄砂の日に部屋干しする
- 冬は15畳のリビングで干す
- それ以外の季節は浴室で干す
- 一度に約4kgの洗濯物を干す
- ハンガー同士の間隔は5~6cm
- 厚手と薄手を交互に干す
- 除湿機と扇風機を正面から当てる
- 乾くまで約6時間
- 乾燥途中で洗濯物の位置を変えていない
- 夫の衣類、厚手の服、タオルが臭いやすい
まずは、次のことを試します。
- 厚手の服の左右だけ間隔を広げる
- フードやポケットを広げて干す
- 乾燥途中で厚手の服だけ位置を変える
- 乾いた薄手の衣類から取り外す
- 脇やウエスト、縫い目まで乾いたか確認する
- 臭いが戻る衣類は、洗濯量や汚れの残りも見直す
- 洗濯表示で使えるものは、必要に応じて乾燥機を使う
- 浴室での除湿機の置き場所を取扱説明書で確認する
まだ、これらをすべて試した結果は出ていません。
実際に変化があれば、後から記事へ追記したいと思います。
部屋干しで避けたいこと
部屋干しの臭いを減らすためにも、次のことは避けましょう。
- 洗濯終了後、洗濯機の中へ長時間置く
- 衣類同士を密着させる
- フードやポケットを重ねたまま干す
- 湿った衣類を乾いたものと一緒に収納する
- 臭いが気になるからと洗剤を必要以上に増やす
- 柔軟剤の香りだけで臭いを隠そうとする
- 洗濯表示を確認せず乾燥機へ入れる
- 使用できない場所で除湿機を運転する
- 除湿機の吸込口や吹出口を洗濯物でふさぐ
機器の置き方や使用場所は、メーカーや機種によって異なります。
必ず取扱説明書を確認してください。
よくある質問
除湿機を使っているのに、なぜ臭うのですか?
除湿機を使っていても、衣類が密集している、風が届いていない、フードやポケットに水分が残っているなどの理由で、乾燥にむらが出ることがあります。
乾燥途中で厚手部分を触り、湿っている衣類だけ位置を変えてみましょう。
扇風機の風はどこから当てればよいですか?
衣類の表面だけでなく、洗濯物同士の間へ風が通るようにします。
正面からでは乾きにくい場合は、衣類の位置や向きを変え、風が内側へ入るようにしましょう。
部屋干し用洗剤へ替えれば臭わなくなりますか?
洗剤を替えるだけで、必ず臭いがなくなるわけではありません。
洗濯物の量、干す間隔、風の通り道、乾燥時間を先に確認しましょう。
浴室の換気扇は使ったほうがよいですか?
除湿機の種類や浴室設備によって異なります。
除湿機と浴室換気設備の取扱説明書を確認し、浴室内で除湿機を使用できるか、換気扇を併用できるかを確かめてください。
厚手の服だけ乾かないときはどうしますか?
厚手の服の左右を広く空け、フードやポケットを広げます。
途中で風の近くへ移し、脇や縫い目まで乾いたか確認しましょう。
洗濯表示で使用できる場合は、衣類乾燥機を使う方法もあります。
乾いたのに、着ると酸っぱい臭いがするのはなぜですか?
干し方だけでなく、汗や皮脂汚れが衣類に残っている可能性もあります。
襟、脇、背中などを確認し、洗濯物の量や洗い方も見直しましょう。
タオルが濡れると臭う場合はどうすればよいですか?
長く使ったタオルや、湿った状態が続いたタオルは、濡れたときに臭いが戻ることがあります。
詳しくは、関連記事「洗濯したタオルが臭う原因と対処法|濡れると臭うときの見直し方」で紹介しています。
まとめ|除湿するだけでなく、洗濯物の間へ風を通す
部屋干しの臭いを減らすには、除湿機を長く運転するだけでなく、洗濯物全体へ風を通し、乾きにくい部分を残さないことが大切です。
まずは、次の順番で見直してみましょう。
- 洗濯終了後はすぐに干す
- 洗濯物を詰め込みすぎない
- 衣類同士が触れないように干す
- 厚手の服の周囲だけ間隔を広げる
- フードやポケットを広げる
- 乾燥途中で厚手の服だけ位置を変える
- 乾いた薄手の衣類から取り込む
- 臭いが戻る衣類は洗い方も見直す
- 乾燥機や除湿機は取扱説明書に従って使う
わが家では、まず厚手の服の間隔を広げ、乾燥途中で一度だけ位置を変えてみます。
全部の洗濯物を何度も並べ替えなくても大丈夫です。
乾きにくい服だけを確認するなど、無理なく続けられることから試してみましょう。


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