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洗濯槽クリーナーを買おうとすると、塩素系・酸素系・液体・粉末と種類が多く、どれを選べばよいのか迷いませんか。
パッケージには「強力洗浄」「黒カビ対策」などと書かれていますが、自宅の洗濯機に使えるのか、黒いカスが残らないのかまでは分かりにくいものです。
わが家でも、以前はドラッグストアの売り場で、パッケージを見てよさそうに感じた商品を選んでいました。
縦型洗濯機に使えることは確認していても、塩素系か酸素系か、槽洗浄コースを使ったほうがよいのかまでは、よく分からないまま使っていたと思います。
以前の洗濯機で黒いカスが出たときには、クリーナーを使ったあとに何度もすすぐことになり、時間も手間もかかりました。
この記事では、洗濯槽クリーナーを選ぶときに確認したいことを、塩素系と酸素系の違い、液体と粉末の見分け方、使用頻度とあわせて紹介します。
先に結論|商品より先に洗濯機の説明書を確認する
洗濯槽クリーナーは、塩素系か酸素系かを先に決めるのではなく、最初に自宅の洗濯機で使える種類を確認します。
選ぶ順番は、次のとおりです。
- 洗濯機の正式な型番を確認する
- 縦型かドラム式か確認する
- 取扱説明書で使用できるクリーナーを調べる
- 槽洗浄コースの有無と使い方を確認する
- 塩素系と酸素系の特徴を比べる
- 商品の対応機種と使用量を確認する
- 所要時間やすすぎの手間を確認する
- 市販品で迷ったらメーカー純正品も確認する
同じ縦型洗濯機でも、メーカーや機種によって使用できる洗濯槽クリーナーは異なります。
酸素系クリーナーが販売されていても、自宅の洗濯機では使えない場合があります。
「酸素系のほうがやさしそう」「液体だから使いやすそう」という印象だけで決めず、洗濯機とクリーナーの説明を両方確認しましょう。
洗濯槽クリーナーを選ぶ前に確認したい4つのこと
1.洗濯機の正式な型番
最初に、洗濯機本体に表示されている型番を確認します。
型番は、似たような数字やアルファベットが並んでいるため、一文字違うだけでも別の機種になることがあります。
取扱説明書が手元にある場合は、表紙の型番と洗濯機本体の表示が合っているか確認しましょう。
説明書が見つからないときは、メーカーの公式サイトで型番を検索すると、取扱説明書を見られる場合があります。
2.縦型かドラム式か
洗濯槽クリーナーには、次のような商品があります。
- 縦型洗濯機用
- ドラム式洗濯機用
- 縦型とドラム式の両方に対応
- 一部の機種では使用できないもの
商品名に「洗濯槽クリーナー」と書かれていても、すべての洗濯機に使えるとは限りません。
パッケージの表だけでなく、裏面の「使用できる洗濯機」「使用できない洗濯機」まで確認します。
3.使用できる成分
洗濯槽クリーナーには、塩素系や酸素系があります。
洗濯機によっては、泡が多く発生する酸素系クリーナーを使用できない場合があります。
また、衣類用の漂白剤を槽洗浄に使える機種もありますが、台所用漂白剤は使えないなど、細かな違いがあります。
家庭にある漂白剤を代わりに使うのではなく、取扱説明書に書かれた種類を確認してください。
4.槽洗浄コースの使い方
洗濯機に槽洗浄コースがある場合は、自己流でつけ置きせず、コースの手順に従うほうが安心です。
槽洗浄コースでは、洗濯機が次のような流れを自動で進めることがあります。
- 給水
- かくはん
- つけ置き
- 排水
- すすぎ
- 脱水
- 槽乾燥
長時間動かないように見えても、つけ置き中の場合があります。
故障だと判断して途中で止めず、説明書に書かれた所要時間を先に確認しましょう。
塩素系と酸素系の違い
塩素系と酸素系では、汚れの落とし方や使うときの注意点が異なります。
| 確認項目 | 塩素系 | 酸素系 |
|---|---|---|
| 主な特徴 | 汚れや黒カビを分解するタイプが多い | 発泡して汚れを浮かせるタイプが多い |
| 商品の形 | 液体・粉末など | 粉末・液体など |
| におい | 塩素特有のにおいがあるものが多い | 塩素臭が少ないものが多い |
| 黒いカス | 汚れを分解して流すタイプが多い | はがれた汚れが浮く商品もある |
| 使える洗濯機 | 機種と商品による | 使用できない機種もある |
| 主な注意点 | 換気、混ぜない、使用量を守る | 泡立ち、対応機種、カスの処理を確認 |
この表は、一般的な特徴を比べたものです。
最終的には、使用している洗濯機の取扱説明書と、クリーナーの使用方法を優先してください。
塩素系クリーナーの特徴
塩素系には、黒カビや汚れを分解して洗い流すタイプが多くあります。
黒いカスが洗濯物に付いたときや、洗濯槽の臭いが気になるときに、メーカーから塩素系が案内されることもあります。
一方で、塩素特有のにおいがあるため、使用中は十分な換気が必要です。
塩素系を使うときは、次のことを守りましょう。
- 酸性タイプの製品と混ぜない
- 酸素系クリーナーと混ぜない
- 指定量より多く入れない
- 顔を近づけてにおいを確認しない
- 窓や換気扇で換気する
- 商品に書かれた注意事項を読む
酸素系クリーナーの特徴
酸素系には、発泡によって洗濯槽の汚れを浮かせるタイプがあります。
塩素特有のにおいが苦手な人には選びやすく感じられますが、泡が多く出たり、はがれた黒いカスを取り除く手間がかかったりする商品もあります。
また、縦型洗濯機であっても、メーカーや機種によっては酸素系を使用できません。
酸素系を選ぶ前に、次のことを確認しましょう。
- 自宅の洗濯機で使えるか
- 泡が出ても問題がないか
- 浮いたカスをすくう必要があるか
- つけ置き時間
- 使用する水温
- すすぎの回数
- ドラム式にも対応しているか
「酸素系だから洗濯機にやさしい」と決めつけず、対応機種を先に確認することが大切です。
液体と粉末はどちらを選ぶ?
液体か粉末かは、使いやすさを比べる目安にはなりますが、成分を判断する目安にはなりません。
液体にも粉末にも、塩素系の商品があります。
液体タイプ
液体タイプには、ボトル1本を使い切る商品が多くあります。
計量せずに入れられるものは、使用量を間違えにくいのが利点です。
また、水へなじみやすく、粉の溶け残りが気になりにくい傾向があります。
ただし、液体だから塩素系とは限りません。
容器の成分表示を確認してください。
粉末タイプ
粉末タイプには、1袋をそのまま入れる商品や、複数の袋を順番に入れる商品があります。
軽くて持ち帰りやすい一方、水温や溶かし方が指定されている場合があります。
粉末でも塩素系の商品があるため、「粉末は酸素系」と思い込まないようにしましょう。
選ぶときは形よりも対応機種を優先する
液体と粉末で迷ったときは、次の順番で選びます。
- 洗濯機で使える成分か
- 縦型・ドラム式のどちらに対応しているか
- 槽洗浄コースで使えるか
- 使用量が分かりやすいか
- 所要時間が生活に合うか
- すすぎやカスを取る手間がどのくらいか
液体か粉末かよりも、まず自宅の洗濯機に合うことが大切です。
黒いカスが出たときは、どれを選ぶ?
黒いワカメのようなカスが洗濯物に付いた場合は、クリーナーを買う前に、洗濯機の説明書で槽洗浄方法を確認します。
黒いカスが出ているときは、次の点を確認しましょう。
- 洗濯機メーカーが案内しているクリーナーの種類
- 長時間の槽洗浄コースがあるか
- 汚れを分解するタイプか
- 浮いたカスを取り除く必要があるか
- 槽洗浄後にフィルター掃除が必要か
- 追加のすすぎが必要か
わが家では、以前の縦型洗濯機で黒いカスが出たとき、クリーナーを使ったあとに何度もすすぎました。
白い衣類に黒いカスが付くのが嫌で、一度で全部きれいにしたいと思い、クリーナーを続けて使ったこともあります。
けれど、洗濯槽の裏側は見えないため、本当にきれいになったのか分からず、かえって不安が増えました。
次に選ぶなら、汚れ落ちだけでなく、使用方法が分かりやすく、黒いカスを残しにくいものを選びたいと思っています。
黒いカスが出たときの詳しい対処は、「洗濯機から黒いカスが出る原因」で紹介しています。
洗濯機の臭いが気になるときは?
洗濯機から臭いがする場合も、すぐにクリーナーだけで解決しようとしないことが大切です。
臭いの原因は、洗濯槽以外にもあります。
- 糸くずフィルター
- 洗剤・柔軟剤の投入口
- 排水ホース
- 排水口
- 洗濯物に残った汗や皮脂
- 部屋干しで乾くまでに時間がかかった衣類
下水のような臭いがする場合は、洗濯槽クリーナーを使っても改善しないことがあります。
洗濯機のどこから臭うのか分からないときは、「洗濯機が臭うときに確認すること」で、確認する順番を紹介しています。
メーカー純正品と市販品の違い
洗濯槽クリーナーには、洗濯機メーカーが販売する純正品と、ドラッグストアなどで買える市販品があります。
メーカー純正品
メーカー純正品は、自社の洗濯機で使うことを想定して案内されているため、対応する機種や槽洗浄コースを確認しやすいのが利点です。
純正品の中には、洗濯槽への負担を抑えるための防食剤が配合されたものもあります。
一方で、市販品より価格が高く、店頭に置いていないこともあります。
初めて純正品を選ぶときは、縦型用とドラム式用を間違えないよう注意しましょう。
市販品
市販品は、ドラッグストアやスーパーなどで購入しやすく、価格や商品の種類も豊富です。
洗濯機と商品の両方の表示に合っていれば、市販品も選択肢になります。
ただし、パッケージの印象だけで選ばず、次の表示を確認してください。
- 対応する洗濯機
- 塩素系か酸素系か
- 使用できない機種
- 使用量
- 槽洗浄コースへの対応
- つけ置きの有無
- 使用後のすすぎ方法
迷ったときは純正品を確認する
市販品でどれを選べばよいか迷う場合や、黒いカスが何度も出る場合は、洗濯機メーカーが案内している純正品を確認すると選びやすくなります。
純正品なら必ず一度で解決するとは限りませんが、機種との組み合わせを判断しやすい安心感があります。
槽洗浄コースは使ったほうがよい?
洗濯機に槽洗浄コースがある場合は、取扱説明書に従って使うことを基本にします。
槽洗浄コースを使うと、洗濯機に合った水量やつけ置き時間、すすぎ、脱水で運転できます。
自己流で長時間つけ置きすると、クリーナーの使い方と洗濯機の使い方が合わない可能性があります。
わが家では、これまで市販のクリーナーを使ってつけ置きをしていましたが、洗濯機の槽洗浄コースは使っていませんでした。
説明書は手元にあるのに、使えるクリーナーの種類や槽洗浄コースの部分までは確認していなかったのです。
今度からは、商品を買う前に、次の点を確認したいと思います。
- 槽洗浄コースがあるか
- 短時間と長時間のコースがあるか
- どのクリーナーを使えるか
- クリーナーを入れるタイミング
- 運転にかかる時間
- 運転後のフィルター掃除
半日ほど時間がかかっても、自己流で何度もすすぐより、機種に合った方法でしっかり洗浄できるほうが安心です。
洗濯槽クリーナーを使う頻度
洗濯槽クリーナーを使う頻度は、すべての商品や洗濯機で同じではありません。
同じメーカーでも、日頃の予防を目的とした槽洗浄と、黒いカスや臭いが出たときの念入りな洗浄では、使うものや頻度が違う場合があります。
「洗濯槽クリーナーは半年に1回」と一律に決めず、次の3つを確認しましょう。
- 洗濯機の取扱説明書
- 使用するクリーナーの使用目安
- 洗濯槽の臭いや黒いカスの状態
お手入れ時期を確認する目安
次のような変化があったときは、洗濯槽やフィルターを確認します。
- 洗濯槽から湿った臭いがする
- 洗濯物に黒や茶色のカスが付く
- 糸くずフィルターに黒い汚れが増えた
- 洗濯物に臭いが残る
- 洗濯機のお手入れサインが出た
- 説明書に書かれた時期になった
臭いや黒いカスが出るまで長く放置するより、機種に合った定期的なお手入れを続けるほうが負担を減らせます。
わが家なら、次はこの順番で選ぶ
これまでは、ドラッグストアの売り場でパッケージを見て、よさそうに感じたものを選んでいました。
現在使っている液体タイプのクリーナーも、使い方は分かりやすかったのですが、手元に容器がないため、塩素系か酸素系かは確認できていません。
黒いカスが出た経験もあるので、次に購入するときは、次の順番で選びたいと思います。
- 洗濯機本体で正式な型番を確認する
- 説明書の槽洗浄ページを読む
- 使用できる成分を確認する
- 槽洗浄コースを使う
- 汚れを分解するタイプか、浮かせるタイプか確認する
- 槽洗浄後のすすぎ方法を確認する
- 使い切りで分かりやすいものを選ぶ
- 市販品で迷ったらメーカー純正品も調べる
- 窓を開けて換気できる日に使う
売り場で迷ったら、パッケージの表よりも、裏面の対応機種と成分表示を見ることが大切です。
洗濯槽クリーナーを使うときの注意点
洗濯槽クリーナーを使用するときは、次の点に注意しましょう。
- 洗濯物を入れたまま使用しない
- 洗濯機とクリーナーの説明を両方読む
- 指定量を守る
- 塩素系と酸素系を混ぜない
- 塩素系と酸性タイプの製品を混ぜない
- 台所用漂白剤を自己判断で代用しない
- 説明書にない熱湯を入れない
- 十分に換気する
- 運転中に洗濯槽へ手を入れない
- クリーナーが洗濯機の外側に付いたら放置しない
- 運転終了後は糸くずフィルターも確認する
- 黒いカスが残った状態で大切な衣類を洗わない
体調が悪い日や、十分に換気できない時間帯は避けたほうが安心です。
一度で完璧にしようとせず、説明書に沿って無理なく進めましょう。
よくある質問
塩素系と酸素系は、どちらがよく落ちますか?
汚れの落とし方が違うため、一概には比べられません。
塩素系は汚れや黒カビを分解するタイプが多く、酸素系は発泡して汚れを浮かせるタイプが多くあります。
洗浄力だけで選ばず、自宅の洗濯機で使えることを最優先にしてください。
液体なら塩素系ですか?
液体だけで成分を判断することはできません。
液体と粉末の両方に塩素系の商品があり、商品によって成分が異なります。
容器に書かれた「塩素系」「酸素系」の表示を確認しましょう。
酸素系は縦型洗濯機なら使えますか?
縦型洗濯機でも、メーカーや機種によっては酸素系クリーナーを使用できません。
泡が多く発生し、運転や排水に影響する場合があるため、取扱説明書を確認してください。
衣類用の塩素系漂白剤でも槽洗浄できますか?
衣類用の塩素系漂白剤を使用できる機種もあります。
ただし、使用できる種類や量は機種によって異なります。
台所用漂白剤と間違えず、必ず洗濯機の説明書に従いましょう。
メーカー純正品でなければ使えませんか?
洗濯機と商品の表示に合っていれば、市販品を使える場合があります。
市販品で迷う場合や、黒いカスや臭いがひどい場合は、メーカーが案内している純正品も確認しましょう。
槽洗浄コースを使わず、つけ置きしてもよいですか?
自己流でつけ置き時間を決めず、洗濯機とクリーナーの説明に従ってください。
槽洗浄コースがある場合は、最初にコースの使い方を確認しましょう。
洗濯槽クリーナーは半年に1回でよいですか?
使用する洗濯機やクリーナー、洗濯回数、汚れの状態によって異なります。
説明書と商品の使用目安を確認し、臭いや黒いカスなどの変化も参考にしてください。
まとめ|パッケージだけで選ばず、説明書を先に確認する
洗濯槽クリーナーを選ぶときは、次の順番で確認しましょう。
- 洗濯機の正式な型番を確認する
- 縦型かドラム式か確認する
- 使用できる成分を説明書で調べる
- 塩素系と酸素系の特徴を比べる
- 液体と粉末だけで成分を判断しない
- 槽洗浄コースの使い方を確認する
- 使用量と所要時間を確認する
- 使用後のすすぎやフィルター掃除を確認する
- 市販品で迷ったらメーカー純正品も検討する
- 換気と安全上の注意を守る
洗濯槽クリーナーは、売り場のパッケージだけでは違いが分かりにくいものです。
わが家でも、以前は「よさそう」という印象で選び、黒いカスが出たあとに何度もすすぐことになりました。
次からは、商品を先に選ぶのではなく、洗濯機の説明書で使用できる種類と槽洗浄コースを確認してから選びたいと思います。
一度で完璧にきれいにしようとせず、洗濯機に合った方法を選ぶことが、余計な手間や失敗を減らす近道です。
洗濯槽クリーナー以外の臭いや部屋干しの悩みは、「洗濯の困りごとまとめ」で紹介しています。


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